疲労回復方法

疲労回復|疲労は休息のサイン!疲れを感じたら早めに回復をはかる

疲れるという症状は、多かれ少なかれ誰にでもおこる生理的な現象で、病気ではありません。

スポーツや肉体労働をすれば、健康な人でも疲れをおぼえて当然です。

しかしそのあと休めば、解消してしまうのがふつうです。

疲労回復には睡眠や栄養を十分にとる

疲労は、体が休息を要求しているサインと考えればよいでしょう。

疲れたと感じたら、十分な栄養をとり、ゆっくりと入浴をして、ぐっすり眠ることです。

疲労を翌日までもちこさないようにすることが大切です。029

しかしこのサインをなかなか守れないのが現代社会です。

厳しいスケジュールに追われ、徹夜をしたり、休養を十分にとらない人が多くいます。

疲労は蓄積すると、慢性疲労につながります。

そして体調をくずしたり、病気に対する抵抗力が弱まって、思わぬ病気をひきこむ結果になりかねません。

また体をそんなに使ってもいないのに、何となく疲れがとれない、倦怠感がありイライラする、眠れない。食欲がないという人もいます。

これはストレスの多い生活をしている人に多く、いわゆる精神疲労です。

このような精神疲労の場合は、軽い運動をする、楽しめる趣味をもつなど、自分にあった気分転換をすることが回復につながります。

しかし一般的な疲労回復には、やはり睡眠をまとめてとるのがいちばんです。

無理なら少しずつ仮眠をとるなど、自分でできる範囲で体を休める努力をしてください。

また良質のたんぱく質やビタミン、ミネラルなど、疲労回復に効果のある食事を積極的にとるように心がけましよう。

短時間でも仮眠をとれば、副交感神経がはたらいて、血圧は下がり、代謝・分泌機能が低下して、体が休まることになります。

体のだるさをとる―休んだだけでは副腎ホルモンは分泌しない一

「これといった原因がないのにからだがなんとなくだるい」これは現代人に共通する現象である。

このようなとき、ほとんどの人は「からだがだるいから何もしないでおこう」「おっくうだから仕事を早くきりあげて寝よう」と考える。

しかしこれは肉体の疲労ではなくて、精神の疲労感なのである。

こんなときにいくらからだを休めても疲労感は完全にはとれない。

こんな場合は、運動によって筋肉を刺激し、精神とのバランスをとることが必要である。

神経が疲れているときは、背中が丸くなり、内臓が圧迫をうけ収縮し、組織と組織の間に疲労物質がたまっている。

こんなときは《ストレッチーレッグレイズ》を実行して気分一新をはかるとよい。

この運動の特徴は、動作が大きいため、腹、胸、背、脚のすべての筋肉組織を刺激し、上半身にたまった疲労物質を即座に取り除くことにある。

また心理学的にみても、この運動は非常にリフレッシュできる効果がある。

疲れているときは、知りすぎている運動、うさぎ跳びや腕立伏せはかえってマイナスである。

こんなときは新鮮なからだのポーズによって疲労感がほぐれるのである。

ストレッチ・レッグレイズのやり方

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①床にあお向けに寝る。両手は広げておく

②つま先をそろえて頭の上方へ振りあげる

③このまま6秒間静止する

④今度はゆっくり元へ戻す

注意点 両足を戻すとき、1センチずつ意識する

その効果は…
全身の疲労をとる。ストレスを解消する。胃腸を強化する。スタミナをつける!