イメージングもやった。アファメーションも続けてみた。行動も起こしている。

なのに、なぜか前に進めない。


 

そんな「停滞期」にいるとき、潜在意識の中では何が起きているのでしょうか。

この記事では、「変われない自分」を責めるのではなく、うまくいかない時に起こっている心の動きと、そんな時だからこそ大切にしたい潜在意識との向き合い方を、やさしくひも解いていきます。

「私のやり方が間違ってるのかな」

「やっぱり私には無理なのかな」

そう感じているあなたに、少しでも安心してもらえる時間になれば嬉しいです。

「うまくいかない」は失敗じゃない

まず、知っておいてほしいことがあります。それは、「うまくいかない時期」は、誰にでもあるということ。

潜在意識を活用している人でも、スムーズに進む時期もあれば、停滞する時期もある。それは自然なことなのかもしれません。

変化への抵抗が起きている

潜在意識は、あなたを守ろうとして働いています。今までのやり方、今までの自分。それが「安全」だと知っているから。

だから、大きな変化を起こそうとすると、潜在意識が「本当に大丈夫?」とブレーキをかけることがあるのです。これは、あなたが弱いからでも、やり方が間違っているからでもありません。

うまくいかない時に起こっていること

古い「録音」が大音量で再生されている

前の記事で、潜在意識を「録音テープ」に例えました。うまくいかない時は、この古い録音が特に大きな音で再生されているのかもしれません。

「どうせ私なんて」「失敗するに決まってる」「周りに笑われたらどうしよう」

こんな声が、いつもより大きく聞こえてきていませんか?それは、変化を恐れている心の声。新しいことに挑戦しようとしているあなたを、引き留めようとしている声なのかもしれません。

期待と現実のギャップに苦しんでいる

「潜在意識を活用すれば、すぐに変われる」そう期待していたのに、現実は思ったより変わらない。このギャップが、さらに心を重くしているかもしれません。

でも、少し立ち止まって考えてみてください。本当に「何も」変わっていませんか?小さな変化、見落としていませんか?

そんな時こそ、試してみてほしいこと

1. 自分の心と対話してみる

「なぜ、うまくいかないんだろう?」と責めるのではなく、「今、私の心は何を感じているんだろう?」と問いかけてみる。

怖いですか?不安ですか?疲れていますか?

その感情を否定せず、「そうだよね、怖いよね」「不安になるのも当然だよね」と、まず受け止めてみる。それだけでも、心は少し軽くなるかもしれません。

2. 小さな変化を探してみる

劇的な変化ばかりを求めていると、小さな変化が見えなくなってしまいます。

以前より少し前向きに考えられるようになった。ネガティブな気持ちに気づくのが早くなった。一歩踏み出すのが、少しだけ怖くなくなった。

そんな小さな変化はありませんか?もしあるなら、それは確実に前に進んでいる証拠です。

3. 完璧を手放してみる

毎日イメージングをしなきゃ。アファメーションをしなきゃ。そんな「〜しなきゃ」でいっぱいになっていませんか?

うまくいかない時は、少し緩めてみるのも良いかもしれません。今日はできなかった。でも、また明日やればいい。そんなふうに。

完璧を求めすぎると、できなかった時に自分を責めてしまう。それが、また新しい「私はダメだ」という録音を作ってしまうかもしれません。

4. 潜在意識に「ありがとう」を伝える

少し不思議に思うかもしれませんが、試してみてください。

「今まで私を守ってくれてありがとう。でも、もう大丈夫だよ。一緒に新しい世界に行ってみない?」

潜在意識を敵だと思わず、長年あなたを守ってくれた味方だと考えてみる。そして、これからは一緒に新しい道を歩もうと提案してみる。そんな優しい対話が、心を開いてくれるかもしれません。

5. 環境を見直してみる

どんな人と過ごしていますか?どんな情報に触れていますか?

ネガティブな環境にいると、どんなに頑張っても潜在意識にネガティブなメッセージが送られ続けます。

可能な範囲で、ポジティブな環境に身を置く。応援してくれる人と過ごす時間を増やす。前向きな情報に触れる。そんな工夫も、実は潜在意識に大きな影響を与えているのかもしれません。

「目標の明確化」を見直してみる

うまくいかない時は、そもそもの目標を見直してみるのも良いかもしれません。

その目標、本当に自分が望んでいる?

世間が良いと言うから。周りがそうしているから。そんな理由で設定した目標ではありませんか?

潜在意識は、心から望んでいないことには協力してくれにくいものです。「本当は私、何がしたいんだろう?」そう自分に問いかけてみるのも良いかもしれません。

目標が大きすぎて、心が怖がっている

壮大な目標を立てたけれど、心の奥では「そんなの無理」と感じている。そんなことはありませんか?

その場合は、目標を小さく刻んでみる。「今の自分から少し背伸びすれば届きそう」くらいの目標に設定し直してみる。それだけで、心の抵抗が減るかもしれません。

ここまで読んで、「まさに今の私だ」と感じた方もいるかもしれませんね。

休むことも、前に進むこと

頑張り続けることだけが、前に進むことではありません。

疲れたら休む。立ち止まって考える。少し後退してみる。それも、長い目で見れば前進の一部なのかもしれません。

心が休息を求めている時

やる気が出ない。何もしたくない。そんな時は、心が「ちょっと休憩させて」と言っているのかもしれません。

無理に頑張ろうとせず、ゆっくり休む。好きなことをする。自分を労わる。そんな時間も、潜在意識を整えるためには必要なのではないでしょうか。

失敗から学ぶ、新しい「録音」

うまくいかなかった経験。それは、新しい「録音」を作るチャンスでもあります。

「失敗した。でも、そこから学んだ」「うまくいかなかった。でも、また挑戦できる」

そんなふうに、失敗を成長の一部として捉えること。それが、新しいポジティブな「録音」になっていくのかもしれません。

あなたのペースでいい

SNSを見れば、キラキラと成功している人たちの姿が目に入ります。「私もあんなふうにならなきゃ」と焦ってしまうかもしれません。

でも、人それぞれ、ペースは違います。すぐに変われる人もいれば、時間がかかる人もいる。どちらが良い悪いではなく、それぞれの道があるだけ。

あなたはあなたのペースで、自分の道を歩んでいけばいい。焦らなくていい。比べなくていい。

ブレイクスルーは突然やってくる

不思議なもので、停滞期を抜けると、突然パッと道が開けることがあります。

今まで全然変わらなかったのに、ある日突然、「あれ?なんか違う」と感じる瞬間。それは、水面下で少しずつ積み重なっていたものが、ついに表に現れた瞬間なのかもしれません。

だから、うまくいかない時期も、決して無駄ではありません。見えないところで、確実に何かが育っている。そう信じてみませんか?

おわりに

うまくいかない時は、本当に辛いですよね。「もうやめようかな」と思うこともあるかもしれません。

でも、そんな時こそ、自分の心に優しく寄り添ってあげてください。責めるのではなく、「よく頑張ってるね」と。

潜在意識との対話は、短距離走ではなく、長距離走。時にはゆっくり歩いたり、立ち止まったりしながら、少しずつ進んでいく。

今、うまくいかないと感じているあなたも、確実に前に進んでいます。その歩みを信じて、自分のペースで、一歩ずつ。

大丈夫。あなたなら、きっと乗り越えられますから。

夕暮れの空、柔らかなオレンジとピンクのゆっくりと沈む太陽