潜在意識について理解が深まったところで、「じゃあ、具体的にどうすればいいの?」と思っている方もいるのではないでしょうか。

「頑張っているのに変われない理由」が少し見えてきた今、次はそのブレーキをどうやってゆるめていくのか、を考えてみましょう。

この記事では、私自身が試してみて「これは使えるかも」と感じた方法や、実践する中で気づいたことをお伝えしていきます。完璧な正解ではないかもしれませんが、あなたなりの実践のヒントになれば嬉しいです。

なぜ「頑張っているのに変われない」のか

目標を立てて、計画を作って、一生懸命努力している。なのに、なかなか結果が出ない。そんな経験はありませんか?

もしかすると、それは意識(頭で考えていること)と潜在意識(心の奥で感じていること)が、違う方向を向いているからかもしれません。

意識では「やりたい」、でも潜在意識は?

頭では「成功したい」と思っている。でも、心の奥底で「私には無理かも」「失敗したら恥ずかしい」と感じていたら、どうでしょう?

潜在意識は、あなたを守ろうとして、変化にブレーキをかけてしまうかもしれません。だからこそ、潜在意識に「大丈夫だよ」「変わっても安心だよ」と伝えていくことが大切なのかもしれませんね。

実践してみたい5つの方法

1. イメージングで「すでに叶った世界」を体験する

あなたの夢が叶ったとしたら、どんな景色が見えますか?どんな気持ちでしょうか?

朝起きた時、目を閉じて数分、その世界を想像してみる。できるだけ具体的に。五感を使って。

「成功する」という抽象的なイメージよりも、「朝、自分のオフィスで窓から朝日を見ながらコーヒーを飲んでいる。穏やかで充実した気持ち」といった、具体的なシーンの方が、潜在意識に届きやすいようです。

最初は信じられなくても、続けているうちに、不思議とその世界が「ありえる未来」に思えてくるかもしれません。

2. 言葉の力を借りる(アファメーション)

「私はできる」「私には価値がある」

そんな言葉を、最初は半信半疑で唱えてみる。鏡を見ながら、自分に向かって言ってみるのも良いかもしれません。

ただし、無理に信じようとしなくても大丈夫です。「そうだったらいいな」くらいの軽い気持ちで。言葉は、繰り返すうちに少しずつ心に染み込んでいくものなのかもしれません。

注意したいこと

「私は絶対に失敗しない」といった否定形や極端な言葉よりも、「私は成長している」「私は一歩ずつ前に進んでいる」といった、現実的で優しい言葉の方が、心に受け入れられやすいようです。

3. 小さな行動から始めてみる

イメージや言葉だけでは、変化は起きにくいかもしれません。大切なのは、小さくても良いから行動を起こすこと。

夢が大きすぎて、どこから始めればいいかわからない?それなら、まず「今日できる最小の一歩」を探してみませんか?

本を1ページ読む。関連する人に連絡してみる。15分だけ調べ物をする。そんな小さな行動でも、積み重なれば潜在意識に「私は前に進んでいる」というメッセージを送ることができます。

4. 情報を潜在意識に届ける

目標に関する本を読む。成功している人の話を聞く。そういった情報に触れることも、潜在意識を育てる方法のひとつかもしれません。

ただ読むだけでなく、「この部分、自分にも使えそう」「この考え方、面白いな」と感じながら。そうすることで、情報が単なる知識ではなく、自分の一部になっていくような気がします。

5. 静かな時間を持つ(瞑想・リラックス)

忙しい毎日の中で、ほんの数分でも良いから、静かに自分と向き合う時間を持ってみる。

深呼吸をして、心を落ち着ける。そして、自分の内側の声に耳を傾けてみる。「本当は何を望んでいるんだろう?」「今、心は何を感じているんだろう?」

答えがすぐに出なくても大丈夫。そういう時間を持つこと自体が、意識と潜在意識をつなぐ架け橋になっていくのかもしれません。

実践する上で大切にしたいこと

完璧を求めない

「毎日必ずやらなきゃ」と思うと、できなかった日に自分を責めてしまいませんか?

それよりも、「今日はできたな」「今日はできなかったけど、明日またやればいいか」くらいの、ゆるい姿勢の方が、長く続けられるかもしれません。

自分に合った方法を見つける

イメージングが得意な人もいれば、言葉の方が響く人もいる。朝の時間が良い人もいれば、夜の方が落ち着く人もいる。

人それぞれ、心地よい方法は違います。いろいろ試してみて、「これなら続けられそう」と感じるものを見つけていくのが良いのかもしれませんね。

変化は静かにやってくる

「潜在意識を使えば、すぐに夢が叶う!」そんなことを期待していると、がっかりしてしまうかもしれません。

変化は、多くの場合、劇的ではなく静かにやってきます。ある日ふと「あれ、以前より前向きに考えられるようになったかも」「気づいたら、行動するのが怖くなくなっていた」そんなふうに。

焦らず、自分のペースで。小さな変化に気づいて、それを喜ぶ。そんな積み重ねが、いつか大きな変化につながっていくのではないでしょうか。

他の人の成功から学べること

夢を叶えた人たちを見ていると、いくつか共通点があるような気がします。

明確なビジョンを持っている

「なんとなく成功したい」ではなく、「こうなりたい」という具体的なイメージを持っている人が多いようです。そして、そのビジョンを繰り返し心の中で描いている。

自分を信じている(または信じようとしている)

最初から完璧な自信を持っているわけではないかもしれません。でも、「自分にはできる」と、少しずつ自分に言い聞かせながら進んでいる。そんな姿勢が見えます。

行動し続けている

イメージするだけ、願うだけでは終わらない。小さくても良いから、毎日何か行動している。失敗しても、また立ち上がって進んでいる。

もちろん、誰もが同じ道を歩めるわけではありません。でも、「こういう考え方もあるんだな」「この部分は参考にできそう」と、自分なりに取り入れてみることはできるかもしれませんね。

実践のための小さなヒント

朝の5分を大切にする

起きてすぐの時間は、潜在意識に働きかけやすいと言われています。スマホを見る前に、今日の自分や目標について、静かに考えてみる時間を持つのも良いかもしれません。

記録をつけてみる

毎日のイメージングやアファメーション、小さな行動を記録しておくと、後で振り返った時に「こんなに続けていたんだ」と自分を認めることができます。それも、潜在意識への良いメッセージになるのではないでしょうか。

感謝を忘れない

今あるものに感謝する。小さな進歩に感謝する。そういうポジティブな感情も、潜在意識に良い影響を与えるようです。

穏やかな朝のルーティンをイメージした、コーヒーとノートがある机の上の風景

 

おわりに

潜在意識を使った夢の実現は、魔法ではありません。

日々の小さな実践の積み重ね。自分の心と向き合い、少しずつ内側を整えていく作業。それは、時に地味で、すぐに結果が見えないこともあるかもしれません。

でも、続けていくうちに、ふとした瞬間に「ああ、変わってきたな」と感じることがあるかもしれません。

完璧にやろうとしなくて大丈夫。あなたのペースで、あなたなりの方法で。一歩ずつ、自分の夢に近づいていく。その過程を、楽しんでいけたらいいですね。