健康管理指標に異常があるなら、まず生活習慣改善方法を学ぶことが大切です。

「まず学んで、次に実践する」ことが何よりも大切なのです。

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健康管理指標に異常があっても、今すぐ急に心筋梗塞が起こるわけではありません。

ですから、あわてて数値を整えようと焦らないでください。

これまでの生活内容を反省し、6ヵ月ほどかけて、身体を改良しようと考えることが重要です。

いいですか、「6ヵ月ほどかけて、身体を改良する」のです。

その6ヵ月間は、生活習慣改善方法をよく学んで、そして実践し、出来れば2週間から1ヵ月ごとに採血して、その成果を確認するのです。

その6ヵ月間で、長生き計画の礎を築きましょう。

薬は頼るのでなく利用する

そして、6ヵ月がたっても数値が十分よくならなかったときに初めて、「薬に頼る」のではなく、「薬を利用する」ことを考えましょう。

あなた自身が立てた長生き作戦の一環として、薬を利用するのです。となると、薬の知識も必要です。

薬の種類を医者任せにするのではなく、自らすすんで、「あの薬がいい」と決められるようにしましょう。

『医者からもらった薬がわかる本』というのがありますが、今の時代は、「医者からもらう薬を指名する」と考えなければならない時代だと思います。

なお、異常だとわかっていながら長い間何もしなかった人や50歳以上にもなって初めて採血し動脈硬化が相当に進行していて異常値だった人などは、今になって愕然として、あわてふためいている人もいることでしょう。

「俺はもう今さら努力しても駄目だ」などと投げやりになってはいけません。

動脈硬化が進行していても、ちょっとやそっとで、心筋梗塞などが起こらないようにする方法もありますので安心してください。

まずするべきことは何はともあれ体重管理

あなたが、身長166センチ、体重78キロ(BMI=28.3)なら、まず2ヵ月かけて体重を5キロ減らすことが大切です。

たちどころにあなたの長生き確率が高まります。

それだけではありません。さまざまなメリットを体験することができます。

第1に、1日の生活が楽になり、疲労感が軽減します。

活動範囲が広くなり、人づきあいに幅が生まれます。人的資産を獲得することができるのです。

第2に、「痩せてしまってかわいそうに」という同情を呼び起こすことができます。

あなたが事業主、または営業マンなら、当然、仕事が多く舞い込んでくるようになるでしょう。

長生き確率を高めるために減量に取り組んでいても、周囲の人は「かわいそうに」という目で見てくれるのです。

こんなありがたい話はめったにありませんよ。

第3に、見た目にかっこいい「グッドシェイプ」をもつことができるのです。

当然、人から好意の目で見てもらうことができます。

「恰幅がよさそうで太っているほうがいい」というのは完全な外交辞令で、あなたの前でそう言っているだけなのです。

「年をとって太っているなんて、とても許せない」というのが若い男女の本音でしょう。

体重を減らすということに対しては、激しい拒絶反応を示す方が多いのは確かです。

実際、体重オーバーの人の大半は、適正体重を維持することの重要性を知らなかったのではなく、仕事や日常生活のストレスが引き金となり、どうしても過食せずにいられなかった人たちなのです。

減量の実践はどこまでもシンプルに

過食という「ストレスの逃げ道」を奪われることに対する拒絶反応から脱却できないのです。

その人たちに対して、減量をすすめるとき、医師は、食事方法や運動義務など、個々の人の日常生活にそぐわない無理な要求を、出しすぎているように思います。

減量の実践はどこまでもシンプルでなければいけないのではないでしょうか。

適正体重を目標に自分の体重を調節していくことを体重コントロールといいます。

「健康管理はまず体重コントロールから」です。

目標体重(通常BMI=24以下)を目指して、長生き確率を高めるため大いに頑張ってください。